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PSCマークとSGマークの違いや安全基準について徹底解説

PSCマークSGマーク

弊社の工場で生産している、ヤマサキ製のベビーベッドにはすべてPSCマークとSGマークがついています。これらが、なんとなく安全性を意味していることは知っていても、その違いや意味について実際にはよく分からないという方が大半ではないでしょうか。

今回は赤ちゃんの安全を守るために欠かせない、PSCマークとSGマークについて解説したいと思います。

PSCマークとは?

PSCマーク

PSCマークは、消費者の生命又は身体に対して特に危害を及ぼすおそれが多いと認められる製品(特定製品)に対し、国が定めた基準に適合した場合に表示が許されているマークです。

要するに、より安全性が求められる製品に対して、国の基準を満たしていることを証明しているわけですね。ちなみに「PSC」は「Product(製品)」「Safety(安全)」「Consumer(消費者)」の頭文字です。

せっかくなので、もう少し深く解説します。

特別特定製品

PSCマークの対象となる「特定製品」の中でも、ベビーベッドは「特別特定製品」という、さらに厳しい基準が設けられています。より安全性の確保が重要な製品だからです。

特別特定製品は以下の4つです。
1、乳幼児用ベッド(ベビーベッドなど)
2、携帯用レーザー応用装置(レーザーポインターなど)
3、浴槽用温水循環器(ジェットバスなど)
4、ライター

どれも品質などによっては、時に危険性を孕んでいることがお分かりいただけると思います。ちなみにジェットバスについては危険性が分かりづらいかも知れませんが、使用中に毛髪を吸い込まれるなどの事故も報告されており、やはり安全性の確保が必要な製品です。

これら4品目は「登録機関による認証品目」であり、事業者自身の検査による安全確保に加え、登録検査機関による適合性検査が義務付けられています。

※出典:東京くらしWEB
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/anzen/psc/

ベビーベッドの安全基準

経済産業省の「消費生活用品安全法」に関するページの中で、PSCマークの詳細が確認できます。それによると、ベビーベッドの安全基準には以下の20項目が設定されています。

1、手足を傷つけるおそれのある割れ、ばり、まくれ、ささくれ等がないこと。
2、(1)各部は、ゆるみを生じないよう確実に組み立てることができること。
(2)可動部分は、円滑かつ確実に操作することができるものであること。
3、床板は、使用時に容易にはずれないよう確実に取り付けることができる構造を有すること。
4、前枠が開閉式又はスライド式のものにあっては、乳幼児が容易にその前枠を開き、又は下げることができない構造を有すること。
5、キャスターを有するものにあっては、可動防止のための措置が講じられていること。
6、アクセサリーは、147.1ニュートンの力で引っ張ったとき、異常が生じないよう取り付けられていること。
7、乳幼児が容易に枠を乗り越えて落下することがない構造を有すること。
8、乳幼児の頭部が組子間及び枠とマットレスの間等に挟まれにくい構造を有すること。
9、乳幼児の手足が挟まれにくい構造を有すること。
10、乳幼児の指が挟まれにくい構造を有すること。
11、乳幼児の衣服のひも等が引つ掛かりにくい構造を有すること。
12、床板の中央部に20センチメートルの高さから10キログラムの砂袋を連続して250回落下させたとき、各部に異状が生じないこと。
13、前枠、後枠及び妻枠の上さん中央部にそれぞれ294.2ニュートンの荷重を加えたとき、各部に異状が生じないこと。
14、組子の中央部を147.1ニュートンの力で引つ張つたとき、組子がはずれる等の異状が生じないこと。
15、前枠、後枠及び妻枠の上さん中央部をそれぞれ196.1ニュートンの力で引つ張つたとき、各部に異状が生じないこと。
16、床板前縁の中央部に588.4ニュートンの荷重を10分間連続して加えたとき、各部に異状が生じないこと。
17、枠にネット又は板を張つているものにあつては、そのネット又は板の中央部に196.1ニュートンの力を加えたとき、ネット又は板の破損等の異状が生じないこと。
18、妻枠の上さん中央部の外側面に294.2ニュートンの荷重を30回交互に繰り返し加えたとき妻枠の上さん中央部の変位量は30ミリメートル以下であり、また、各部に異状が生じないこと。
19、前枠、後枠及び妻枠の上さん中央部の内側面にそれぞれ10キログラムの砂袋により衝撃を加えたとき、各部に異状が生じないこと。
20、(1)届出事業者の氏名又は名称及び国内登録検査機関又は外国登録検査機関の氏名又は名称が容易に消えない方法により表示されていること。ただし、届出事業者の氏名又は名称及び国内登録検査機関又は外国登録検査機関の氏名又は名称は、経済産業大臣の承認を受けた略称若しくは記号又は経済産業大臣に届け出た登録商標をもつて代えることができる。
(2)安全に使用する上で必要となる使用上の注意事項が容易に消えない方法により適切に表示されていること。

※1ニュートンは、1 kgの質量を持つ物体に1 m/s2の加速度を生じさせる力のこと。
※出典:経済産業省
https://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/shouan/contents/20180702tsutatsukaisei.pdf

かなり細かい基準が設定されているので、驚いた方も多いと思います。実はPSCの運営についての資料には、検査のやり方や確認方法などについても細かな指示が書かれています。我々も含めベビーベッドの製造メーカーは、これらの基準をすべて満たした製品を作っているのです。

SGマークとは

SGマーク

PSCマークと似たものに「SGマーク」というものがあります。よく見かけるので、安全を証明するマークとしてはこちらの方が印象が強いかも知れません。

ただしPSCマークとSGマークは、対象となる製品や認定機関などに違いがあります。PSCマークが国の基準に適合した製品に表示されるのに対し、SGマークは「一般財団法人製品安全協会」が定めた基準に適合した製品に表示されます。

対象製品は100品目を超えており、任意の基準を満たしているかを同協会が認証します。SGとは「Safe Goods」の略で、このマークを表示することで「安全と安心の目印」という協会からのお墨付きを得ることができます。

※参照:一般財団法人製品安全協会
https://www.sg-mark.org/

さいごに

ベビーベッドをはじめ、ベビー用品の購入で最も重要なポイントは安全性です。いくら価格が安くても、デザインが可愛くても、安全性の基準を満たしていない製品は買うべきではありません。

基本的に日本で販売されているベビーベッドは、すべてPSCマークを取得しているはずです。しかし例外的にPSCを取得していない商品もあります。万が一、欲しい商品にPSCマークの表示が確認できない場合は、販売元に問い合わせましょう。もしヤマサキ製のベビーベッドで安全性について詳しく知りたいという方は、弊社までご相談ください

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